職場円満プロジェクト

2012年11月27日

〜 幹事経験者が証言〜  失敗例に学ぶ正しい忘年会の在り方

幹事経験者に聞いた忘年会のさまざまな失敗例を紹介

 

beer2.jpg いよいよ忘年会シーズン。幹事役となりいろいろ気をもんでいる人も多いのでは。そんなあなたの参考にしていただくために、ここではあえて、幹事経験者に聞いたさまざまな失敗例を紹介しましょう。他山の石として忘年会を成功させてください。

 

 さて、失敗例はいくつかのケースに分類することができます。

 

 

 

case1.png

 

 

人が来ない

 

「年末進行で忙しい時期なので、誰一人として開始時間に集まらない。ある年は、会場に幹事だけがポツンといて、その他の社員がバラバラと訪れては消えるという悲惨な状況だった」

 

 人が来ないっていうのは、盛り上がるとかなんとか以前の話ですが。しかし、みんな来れるようにすればいいかと思うと、こんな証言も。

 

 

まだ年末じゃない

 

「年末はバタバタしてそれどころじゃない、ということで少しずつ時期が前倒しされていき、昨年は11月中旬に行われた。さすがにまだ気分が盛り上がらなかった」

 

 いっちゃなんですが、こういう場合はもう忘年会は諦めて新年会に企画変更したほうがいいと思うのです。

 

 

健康面で不安がある

 

「厳しい経営環境の中、ここ10年以上、採用を控えていた当社。平均年齢はかなり高齢化。特にうちの課は、大半が"おじいさん"といった感じ。多くが糖尿、痛風、高血圧その他の持病を抱えており、気が付けば参加者の過半数がウーロン茶で乾杯していた」

 

 アルハラという言葉も定着してきた昨今、飲酒の強要はいけませんが、飲めない、というのは切ないですね。

 

 

ド○キ臭がひどい

 

「いわゆる"楽しいゲームやクイズ"が目白押し。しかし、司会の異常なハイテンションが空回り。ド○キホーテで買ってきたらしい、大量のパーティーグッズがかえって虚しさを感じさせていた」

 

 新入社員に度胸をつけさせるために司会をやらせるなんて場合にありがち。あと、学生ノリ過ぎて直属の上司がヒヤヒヤなんてのも。

 

 

 でも、盛り上がらない以上に困ったことになるのが、ハメを外し過ぎた場合。

 

case5.png

 

 

店を壊す

 

「酒癖が悪い人が多く、騒ぎ過ぎて、店から"他のお客さまの迷惑になりますので......"と注意された。さすがにみっともないということで翌年は会場をカラオケボックスのパーティールームにして外部の目をシャットアウト。ところが、人目がないことで悪ノリがさらにひどくなり、大暴れした社員がカラオケ機器を破壊して弁償するハメに」

 

 個室の功罪ですね。セクハラ系に走ることもあるので、酒癖の悪い人には注意しましょう。ま、注意したところでアレな気もしますが......。

 

 

飲み放題なのに高い

 

「安い飲み放題コースにしたところドリンクに日本酒がなかった。日本酒好きな参加者から文句が出て、部長の、"せっかくの忘年会だから"の一言で日本酒の注文が解禁に。コース外の単品でのオーダーになったために、予算を大幅にオーバーし、支払いでもめた」

 

 普段の飲み会でもいますよね、みんなウーロンハイなのに一人だけ大吟醸ナントカ仕込みとか飲む人。しかも吟醸と大吟醸の違いとか語り始めちゃったり。そういうこだわりは一人のときにぜひ。

 

 

 やや特殊なケースとしては以下のようなものが。

 

case3.png

 

 

趣味を押し付ける

 

「社長が趣味の詩吟をする」
「部長が必ず三波春夫の俵星玄蕃をフルバージョンで歌う。"先生!""おう、ソバ屋かあ!"のセリフを他の部長と掛け合いする」

 

 

センスが悪い

 

「ショボい芸能人が来る」
「地味な会社なのに会場がアヤシいクラブみたいなところ」
「ノベルティのペーパーウエートとか卓上カレンダーなどをお土産として大量に渡される」
「酒の席でまで"気付き"がどうこうとかいう話で盛り上がる」

 

 

 というわけで、次から次へと失敗例を挙げておいてなんですが、これはあくまで参考に、失敗を恐れず、楽しい忘年会を企画してください。万が一、失敗した場合は来年の忘年会企画に使用するのでメールで編集部までご報告くださいね!

 

enkai.jpg

 

 

(この記事は2012年11月27日公開のものです)

 

 


執筆/宇田川しい

 

 

宇田川しい(うだがわ しい)

コラムニスト、ライター
東京宇田川しい事務所代表
東京都中央区出身。和光大学中退後、出版社勤務を経てフリーランスに。
企業への取材を元に組織論、マーケティング、プロダクト史などの執筆活動を行う。
プロダクト史では特にミッドセンチュリー期の家具が得意分野で、無類の椅子好きでもある。
また、カルチャー系など軽めのコラムも執筆。
現在、ビジネスマガジンアプリ『Management Leader』で世の中のあらゆることに懐疑的に突っ込むエッセイ「疑わしい世界」を連載中。

Facebook
http://www.facebook.com/sii.udagawa

オフィシャルサイト
http://www.siiudagawa.com

 


PAGE TOP