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2012年10月29日

負けることを深く考える、勝者のいない物語『三国志』

北方謙三原作、ハードボイルドなコミック版 『三国志』10月22日に第8巻が発売

■コミック版『三国志』 10月22日に第8巻が発売

 2012年10月7日と8日の2日間。兵庫県神戸市の新長田駅を中心とした商店街一帯で、「第六回三国志祭」が開催された。今年で6回目となるこの祭りでは、会期の2日間は町全体が三国志一色になり、今年は約3万人の来場者を集めた。なぜ神戸なのかというと、神戸市には関羽を祭った「関帝廟」や「南京町」などがあるのも理由のひとつだが、一番の理由は、大河漫画『三国志』を執筆した横山光輝氏の出身地であるからだ。


 三国志の漫画と言うと、まず思い浮かぶのが横山氏の『三国志』であることは誰も否定しないだろう。単行本は全60巻(文庫版は全30巻)で、現在も再販が繰り返され、テレビアニメ化もされた、まさにコミックの金字塔ともいえる作品である。しかし、この横山版『三国志』と趣の異なる劇画版『三国志』が注目を集めている。竹書房から発売されている『三国志』がそれだ。


 横山版『三国志』は、歴史小説『三国志演義』を、日本人にわかりやすいように独自の人物描写でアレンジした吉川英治の小説『三国志』を原作にしている。一方、竹書房の劇画版『三国志』は、歴史書である『正史三国志』を独自の解釈でアレンジしたものだ。 原作は北方謙三で、氏曰く「負けることの意味を深く考えながら、勝者のいない『三国志』という物語を書いていた」という、まさにハードボイルドなストーリー展開。それを人気劇画作家河承男(ハ・スンナム)が、内容に負けないほどの画力で魅せている。この迫力(気迫とも言っていいだろう)は横山版にはない魅力のひとつだ。

 

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 この劇画版『三国志』は、現在第7巻まで発売され、10月22日(月)に第8巻「劉備の敗走」(税込780円)が発売となった。第8巻といっても、「黄巾の乱」からまだ10年あまり。濮陽の戦いで曹操に敗れた呂布と陳宮が、徐州に落ち着いた劉備の元へ頼ってくる。関羽、張飛に反対されるも、劉備は満身創痍の呂布軍を受け入れるところから始まる。サブタイトルにある「劉備の敗走」とは、8巻のクライマックスとなる袁術対劉備、陶謙との戦い。陳宮の策略で行き場の失った劉備が頼った先は、なんと曹操だった。続く第9巻は11月に発売予定なので、間をおかずに読み進めることができるのは嬉しい。

 コミック版『三国志』は、全国のコンビニ、書店のほか、「竹書房通販サービス」「amazon」「楽天ブックス」などの通販サイトで書籍版が購入できる。また、持ち運びや整理にも便利な電子書籍版は「ebookjapan」でも購入可能。


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 第7巻の帯にある推薦文「男の大望・野望、戦場の汗と血と飛び散る肉片、策略と勝利、そして敗北と死。

"人間"を誤魔化さぬ活劇が、ここにある」は、歴史家・作家として有名な加来耕三氏が寄稿した。

 毎回この推薦文も楽しみのひとつで、第8巻の帯は漫画原作者の小池一夫氏のメッセージが載っている。

内容は手に取ってご覧いただきたい。

 

竹書房
http://www.takeshobo.co.jp/
「三国志」公式サイト
http://www.takeshobo.co.jp/sp/sangokushi/
「三国志」スペシャルサイト
http://www.prinfo-news.net/threekingdoms20110411_demo/

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