他社の管理部門を見てみたい!

2012年10月02日

第1回 エヌ・シー・ジャパン株式会社

社員が働きやすく 能力を発揮しやすい環境作りを目指す
お客さまとともに成長する企業編
第1回 エヌ・シー・ジャパン株式会社
http://www.ncjapan.co.jp/

Human Development & Service Team 岡野真弓さん

社員が働きやすく、
能力を発揮しやすい環境作りを目指す

韓国のNCsoft Corporationが開発したオンラインゲームを日本向けにローカライズして配信・運営するエヌ・シー・ジャパン株式会社。オフラインイベントを頻繁に開催したり、ゲーム内で困っているお客さまを支援する「FS(ファンサポート)」機能を全てのゲームに搭載するなど、徹底した顧客視点で著しく成長を続けている。その同社で、社員が生き生きと働ける環境作りに力を注いでいるのがHuman Development & Service Teamの岡野真弓さんだ。

<プロフィール>
人材派遣会社のコーディネーター、ビジネススクールの運営事務を経て、2010年6月入社。性格はマイペース。「周りからはおっとりした印象を持たれているようですが、意外としっかりしています(笑)」

最初に岡野さんの普段のお仕事内容を教えてください。

所属しているHuman Development & Service Teamは、人事・総務業務、社員サービスなどを行う、いわゆる総務人事部門です。人数は4人いて、私は主に、社員研修や社内イベントの企画・運営、印刷物管理・手配、備品管理といった庶務業務、日々持ち込まれる社員の要望に対応しています。

御社の教育研修はどのようなプログラムで行っているのでしょうか。

当社の研修は、コンピテンシーに基づいた教育体系に沿って実施されます。階層別研修は、管理職対象のものと、一般のスタッフ層が対象のものに大きく分かれますが、いずれもそのときどきで会社から与えられた課題に基づき、集合研修にするのか、eラーニングにするのか、外部のセミナーに参加してもらうのかなど、実施方法も含めてカリキュラムを企画しています。

当社は中途採用がメインのため、定番で新人研修は行ってはいませんが、新卒者や社会人経験の浅い人が入社した際は、その都度カリキュラムを作成し、私が講師を務めることもあります。そのほか、コンプライアンスや情報管理に関する研修は、毎年、全社員対象に開催しています。社員は年1回以上、必ず何かしらの研修を受講するようなかたちになっています。

また当社は、従業員の3割が韓国人スタッフです。日本で就業経験のない人や日本語が話せない人が入社するケースもありますので、その際には、オリエンテーションや日本語研修などでフォローしています。

今年はどんな研修を企画・実施していますか?

今年与えられている課題は「企画書の作成とプレゼン能力の向上」です。そこでまず、マネージャーと次期リーダー候補から35人を選抜し、4月から8月に、月1回計4回の研修を実施しました。実際に一人ひとりにプレゼンをしてもらいながら、手法を身に付けていく実践形式で進めていったのですが、回を追うごとに「ためになる」と好評でした。
実は当初、講義形式で学ぶ内容が多く、受講者のニーズとギャップがあったため、講師との調整はたいへんでした。でも、最終回では前向きな感想が聞かれ、うれしかったですね。この研修は、ゆくゆくは全社員に広げていきたいと考えています。

社員イベントはどんなことをされているんですか?

昨年は、設立10周年記念と、東日本大震災もあって落ち込み気味なムードの中、社内を盛り上げたいという思いから、1泊2日の社員旅行を敢行しました。「エヌ・シー・ジャパンの10年後の未来像」について議論したり、会社のマスコットキャラクターを作ったり。あえて年代・部門・国籍関係なく社員をシャッフルしたグループ分けで、ワークショップやウォークラリーなどを実施、普段あまり接することのない人と交流を深めてもらいました。

企画から当日の運営までは全て、部門横断で組織されたプロジェクトメンバーが担当。ゲーム会社ならではの「おもしろく、楽しめることを」という精神で、みんなでアイデアを出し合い、経営理念をわかりやすく映像化したり、司会進行に工夫を凝らすなど、随所にまでこだわって準備を進めていきました。

私は、旅行会社との調整や事務処理など裏方を務めたのですが、最後まで悩みの種だったのは参加者数。原則全員参加ですが、業務の都合上、ギリギリまで出欠を確定できない人も多く、人数に変動があるたびに、部屋割りやグループ割り、移動手段やアクティビティの進め方などを調整していきました。最終的には、システム管理やサポート業務に携わる社員を除く、約8割の社員が参加してくれました。

こういった全社挙げての社員旅行は会社としても初めてで、ノウハウも経験もない中、短期間で準備を進めなければならずたいへんでした。でも、社員旅行を終えて、プロジェクトメンバーから「最強の縁の下の力持ち」という言葉をかけてもらったとき、本当にがんばってよかったと思いました。
今年は、昨年ほどの大掛かりなイベントは開催しませんが、社員が一堂に会し、親睦できるような会食の場を用意したいと考えています。

仕事をする上で心がけていることを教えてください。

私が担当する業務は内容が多岐にわたり、日々ルーチンでこなしていく仕事もあれば、社員からの突発的な問い合わせなど、そのときどきで判断し処理していかなければならない仕事もあります。それらにいかに迅速かつ的確に応えていくかが苦労する点ですが、うまく優先順位をつけて対応するよう心がけています。社員が自身の業務で力を十分に発揮できるように、キャリア・能力開発の支援につながるように、業務を通じて、少しでも社員にとってよい環境を作っていければうれしいですね。

◆岡野さんの今後の目標◆
・社員が安心して生き生きと働ける職場環境作り
・会社と社員のリレーション強化
Human Development & Service Teamで担当している主な業務
■庶務 ■文書作成・管理 ■福利厚生 ■人事 ■採用 ■給与計算 ■労務 ■オフィス管理
■社内行事・イベント ■受付 ■研修・教育 ■健康管理 ■メンタルヘルスケア ■冠婚葬祭
■電話交換 ■研修・教育
企業DATA
代表者/代表取締役 金 澤憲(キム・テクホン)
設立/2001年9月27日
所在地/〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-19-19 恵比寿ビジネスタワー
事業内容/オンラインゲームの配信、運営、サポート
従業員数/150人(2012年9月現在)
平均年齢/35歳
社風/即決即断、決めたことはスピーディーに実行、部門を超えて連携をとりながらワイワイ進める風土

<主力ゲーム>
「タワー オブ アイオン」
(写真は3th アニバーサリーパッケージ)
「リネージュⅡ」

PAGE TOP