マネジメント最新情報

2012年09月28日

<車両事故防止に向けて>あなたの会社でも「睡眠時無呼吸症候群(SAS)(※)」の検査を受けてみませんか?

JAFとSASサポートセンターが、睡眠時無呼吸症候群のSASスクリーニング検査(簡易検査)が自宅でできるサービスを開始

 

 2005年11月、滋賀県彦根市の名神高速道路で発生した多重衝突事故で、5人を死亡させたなどとして、元トラック運転手が禁固 3 年の実刑判決を受けた。元運転手は、仮眠をとっても運転中に強い眠気を感じていたとしており、弁護人が鑑定を求め元運転手の健康状態を調べたところ、「重度の SAS」であることが判明している。

 

 このように事故が起きてから、「実は SAS だった」と判明する例は少なくない。欧米でのいくつかの報告をまとめた調査結果によれば、SAS患者の事故率は健康な人の事故率に比べ、平均で約3倍という高い値が示されている。企業全体で早急なSAS 対策の実施が必要となっている。

 

 そのSAS対策の一つとして、JAF(一般社団法人日本自動車連盟)とSASサポートセンター(一般財団法人 運輸・交通SAS対策支援センター)は、睡眠時無呼吸症候群のSASスクリーニング検査(簡易検査)が自宅でできるサービスを開始している。

 

 SASサポートセンターによると、一般的には再検査の必要があると判定される割合は約10%、特に50歳以上の人は30歳未満に比べ約3倍も高いという。加齢による体型の変化などにより、気付かない間に発症しているケースもある。SASの症状には、日中激しい眠気におそわれる場合があり、運転中に重大な交通事故を引き起こしてしまう可能性がある。 
 この簡易検査は、SASの早期発見だけでなく、ドライバーの意識改革のツールとしても活用できそうだ。

※睡眠時無呼吸症候群(SAS:sleep apnea syndrome)とは?
医学的には呼吸が10秒以上停止する無呼吸の状態が一晩の睡眠中に30回以上生じるか、1時間あたり5回以上生じ、かつ自覚症状(苦しくなって起きる)を伴うものをいう。
症状には、「睡眠中、呼吸が止まる、大きないびきをかく」、「日中激しい眠気におそわれる」などがあり、肥満体形の方に多いといわれています。(顎が小さいなど顔面の骨格による場合もある)。高血圧、糖尿病、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの合併症を引き起こすリスクが高くなるため、早期発見、早期治療が重要だ。

 

【SASスクリーニング検査の申し込みから実施までの流れ】

 

 1.事業所でとりまとめてスクリーニング検査の申し込み
 2.検査費用の支払いおよび「スクリーニング検査申込書兼依頼状の送付」
 3.検査機器と問診票等が送られている
 4.各自で検査実施
 5.検査機器の返却(返送料は事業所負担)
 6.検査結果報告が送られてくる(申込者ごとに事業者あてに一括送付)
  ⇒検査結果がD、E判定の人には専門医の紹介状が同封されてくるので、
    その紹介状と結果表を医療機関にて診察を受ける
    ※申し込みはオンラインでも可能。

 

 

■検査費用(1人あたり)
 5,000円(消費税込)

 


◆お申し込み・お問い合わせ
一般財団法人 運輸・交通SAS対策支援センター
電話 03-3359-9010(9:00から17:00、土日祝休み)
URL http://www.sas-support.or.jp/ またはJAFナビ http://jafnavi.jp/ まで

PAGE TOP