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2012年12月21日

すぐに使える年始のあいさつ文例

経営者・管理職の方向けの新年あいさつの文例を紹介

 

 新しい年の始まりは日常生活において重要な節目。それはビジネスにおいても同様で、新年は大切な事始めのときです。だからこそ、仕事始めにふさわしいあいさつがあります。そこで、新年あいさつのヒントとなる文例を紹介します。

 


【経営者から社員へ】


新年、あけましておめでとうございます。
年末年始は、みなさんどのように過ごされましたか?
今年もみなさんと一緒に、この会社で新しい年を迎えることができて、私は何よりうれしく思います。

 

 

昨年(2012)年はさまざまな出来事がありました。
スカイツリーも見事竣工し、夏季ロンドンオリンピックでは、日本の強さ、中でも女性アスリートの活躍が印象的でした。
一方で、政治も揺れ動き、世界経済も不安定な状態が未だ続いています。相変わらず私たちにとっては厳しい環境が続いているといえます。

 

 

ですが、この厳しい環境下で、昨年もみなさんと一緒に乗り切ることができました。景気に左右されず、わが社の強みをいま一度見直し、3年後、5年後、10年後、さらに先を想像できる会社として成長できるよう、揺るぎない強い組織をしっかり築いていくことが、今、私たちがやるべきことだと思います。

 

 

振り返れば、昭和が終わりを告げ、バブルが頂点に達した1989年は巳年でした。その約2年後にバブルは崩壊し、日本経済は壊滅的なダメージを受け、それ以降もリーマンショック、大震災と、これまで経験したことのないような危機に見舞われました。しかし、私たちは痛みを伴いつつも、強い結束力と底力で何とかその危機を乗り越えてきました。大震災の傷跡は約2年が過ぎようとしている今もまだ消えませんが、被災された方々をはじめ私たちも、本当の復興に向けて、一歩一歩前進しています。

 

 

また、昨年末は、アメリカ大統領にオバマ氏再選、日本の政局は大変動を来し、韓国では初の女性大統領が誕生しました。世界情勢が日々刻々と変動する中で、米国経済の回復や円高の修正など、プラスの兆しは見えつつあります。

 

 

しかし、2013年はまだまだ厳しい状況が予想されます。全社が一丸となって、我が社を変化に強い企業にしていきたいと思っています。ビジネス環境の変化を敏感にキャッチしながら、そのチャンスを見逃さないよう、冷静に慎重に、ときには大英断を下しながら前へ進んでいかなくてはなりません。それが企業としての責任でもあると強く感じています。

 

 

そして、2013年が皆さんと皆さんのご家族にとって充実した1年になりますよう心から祈念し、新年のあいさつといたします。
本年もよろしくお願いいたします。


(時間目安:約3分〜5分)

 

 

◆POINT◆
①経営者からの新年のあいさつは、社員にとっては今年の指標となるメッセージ。会社をどのように成長させたいのか、どの方向に進んでいきたいのか、という新年度の方針を具体的に盛り込むとよいでしょう。
②自社の経営計画が進行中の場合は、その進捗状況や経営計画に基づいた課題、業界内の情報などを具体的に示し、各部門の役割をさりげなく盛り込むことで、より社員の帰属意識が高まります。
③新年のあいさつとして、故事、格言、新年にふさわしい四字熟語などを盛り込むと内容に広がりが出る。
④「全社が団結して」「一丸となって」......など、社内の一体感を感じさせる言葉を盛り込みましょう。
⑤社員への日頃の感謝の言葉も忘れずに。

 

 

 

【部門長から部下へ】


みなさん、新年あけましておめでとうございます。
年末年始のお休みは、家族サービスに余念のない方やご実家に帰省された方、ゆっくり寝正月を過ごされた方など、それぞれ充実したお休みを過ごされたのではないかと思います。

 

 

正直いいまして、昨年は苦しい状況に何度も直面しました。目標達成までの課題も山積みで、みなさん一人ひとりにかかる負荷も大きくなりました。ですが、いいこともたくさんありましたね。最終的にはみなさんのおかげで目標をクリアし、気持ちよく新年を迎えることができました。そして、今年もみなさんと一緒に仕事ができることを、私は何よりうれしく思っています。

 

 

今年は巳年。この中には年男、年女の方もたくさんいらっしゃると思いますが、ヘビは昔から金運を呼ぶといわれています。このヘビの金運にあやかり、一人ひとりの力を結集したすばらしいチームワークで、昨年以上の実績を残せるよう、今年は新しいことにもどんどんチャレンジしていきましょう。

 

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


(時間目安:約1分〜1分30秒)

 

 

◆POINT◆
①社員の目線で共感できる内容にしましょう。
②チームワークの重要性を理解してもらうために、部下一人ひとりの力が必要であること、上司である自分もその仲間の一人であることを伝えましょう。
③進行中あるいは計画中のプロジェクト名や目標とする売上、今後予定されている事業展開など、より具体的な内容を盛り込むと、社員の参画意識がアップします。
④伝えたいことだけをコンパクトにまとめるよう心がけましょう。
⑤現場の士気が上がるようにポジティブな内容で締めるとよいでしょう。

 

 

 

(この記事は2012年12月21日公開のものです)

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