実務BOX

2012年09月05日

平成24年度版 使える助成金(1)

平成24年度の雇い入れに関する助成金です。

平成24年度の助成金について紹介していきます。当てはまるものがあれば、積極的に活用していきましょう。今回紹介するのは雇い入れを行う際に該当するものです。


試行雇用(トライアル雇用)奨励金


【趣旨】
 「トライアル雇用」は、企業と労働者相互の理解を深め、その後の常用雇用への移行や雇用のきっかけ作りを図るために厚生労働省が実施する事業です。職業経験、技能、知識等により就職が困難な求職者を試行的に短期間雇用(原則3か月)する場合に奨励金が支給されます。

 
【奨励金】
対象労働者1人につき、月額4万円×最大3か月間(最大12万円)


【受給のポイント】
企業がハローワークの紹介により、以下の対象労働者を試行的に雇い入れ、短期間(原則3か月)雇用する場合に、奨励金が支給されます。

<対象労働者>
1) 45歳以上の中高年齢者
2) 45歳未満の若年者等

3) 母子家庭の母等

4) 季節労働者
5) 中国残留邦人等永住帰国者
6) 障害者
7) 日雇労働者、住居喪失不安定就労者、ホームレス


 企業はトライアル雇用の期間に、対象労働者の適性や業務遂行能力などを実際に見極めた上で、その後本採用するかどうかを決めることができます。
対象労働者の常用雇用を義務付けるものではありませんが、上記対象労働者1)から5)については、できる限り常用雇用に移行するよう、業務等の助言・指導を実施することが求められます。


詳細はこちら↓
厚生労働省「(事業主向け)トライアル雇用事業のご案内(PDF版パンフレット)」
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/pdf/c02-1a.pdf


【お問い合わせ先】
最寄りのハローワーク、都道府県労働局


中小企業基盤人材確保助成金


【趣旨】
人材需要が見込まれる健康・環境等の成長分野、およびこれに関連するモノづくり分野への、創業、異業種(新分野)進出にともない、会社の中核となる従業員(基盤人材)を新たに雇い入れた中小企業に対して、その基盤人材の賃金相当額の一部(一定額)が支給されます。


※健康・環境等の成長分野
・林業
・建設業(健康、環境分野に関するもの)
・製造業(健康、環境分野に関するもの)
・電気業
・情報通信業
・運輸・郵便業
・学術・開発研究機関(健康、環境分野に関する技術開発を行っているもの)
・スポーツ施設提供業
・スポーツ健康教授業
・医療・福祉
・廃棄物処理業
・その他健康・環境分野に関する事業


※基盤人材
 事務的・技術的な業務の企画・立案、指導を行うことができる専門的な知識や技術を有する者であり、部下を指揮・監督する業務に従事する係長相当職以上の者、かつ、年収350万円以上で雇い入れられる者


【支給金額】
 基盤人材一人当たり140万円(5人まで/最大700万円)


【受給のポイント】
・事前に「改善計画」を提出し、都道府県知事の認定を受けた中小企業者(「改善計画」とは、中小企業労働力確保法に基づき、中小企業者が雇用管理の改善について取り組むこととした計画のこと)
・雇用保険の適用事業の事業主であり、基盤人材を雇用保険の一般被保険者として雇い入れること
・新分野進出等に必要な施設や設備などに要する費用について、250万円以上負担していること
・一定期間内に事業主都合の離職等が発生していないこと  ほか


詳細はこちら↓
厚生労働省「中小企業基盤人材確保助成金」
リーフレット:http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/dl/chusyo_yatoi_a.pdf
パンフレット:http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/dl/chusyo_yatoi_b.pdf


【お問い合わせ先】
最寄りのハローワーク、都道府県労働局

 

(この記事は2012年9月5日公開のものです)

 

 

【関連記事】

 ⇒ 平成24年度版 使える助成金(2) <高年齢者の雇用促進>

 ⇒ 平成24年度版 使える助成金(3) <育児・介護>

 ⇒ 平成24年度版 使える助成金(4) <非正規社員の雇用・雇用の維持>

 ⇒ 平成24年度版 使える助成金(5) <従業員の能力開発>

 


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